芸術の秋!美術館ツーリングのすすめ

芸術の秋!美術館ツーリングのすすめ

夏の暑さも和らぎ、秋の気配を感じられる気候になってまいりました。
心地よい季節となりバイクに乗って出かけたい!と感じる方も多いのではないでしょうか?
今回は、弊社所在地の千葉県にございます、おすすめ美術館をご紹介いたします。
芸術の秋、美術館を訪れるお洒落ツーリングのご提案です!


DIC川村記念美術館

千葉県佐倉市郊外にある、広大な庭園のなかに建つ美術館。近現代美術のコレクションとしては、日本でも有数の規模をもつ。
広さ30万平方メートルのDIC株式会社総合研究所の敷地内に建つ、ヨーロッパの古城かワインセラーを思わせる展示館は、海老原一郎の設計によるもの。
館内は、巨大な現代美術の作品群がゆったり鑑賞できるよう、体育館を思わせる広大な展示室が設けられている。
20世紀抽象絵画の巨匠、マーク・ロスコが、ニューヨーク・シーグラム・ビルディング内にある、
フォーシーズンズ・レストランのために描いた7点の作品のみを展示した「ロスコ・ルーム」や、
17世紀のレンブラントから印象派のモネ、ルノワール、近代美術のピカソ、ブラック、現代美術のステラまで、
そして珠玉の20世紀アメリカ美術など、世界の名画がご覧いただけます。
マルク・シャガールによる「赤い太陽」は圧巻です。
四季折々の変化が楽しめる豊かな自然環境。これら「作品」「建築」「自然」の三要素が調和した美術館として、多くの方々に親しまれています。
美術品のみならず、周辺環境やレストランに至るまで、細部にアートが宿っています。
残念ながら、来年1月をもっての閉館が発表されています。
お早目のご来館をおすすめいたします。
https://kawamura-museum.dic.co.jp/


千葉県立美術館

千葉県ゆかりの作品をはじめ、約2,800点が収蔵されている「千葉県立美術館」
近代日本洋画の先駆者として活躍した「浅井忠」やその弟子の作品、
近代日本工芸の発展に尽力した金工家「香取秀真」「津田信夫」の作品などが並びます。
バルビゾン派の画家フランソワ・ミレーや印象派の画家オーギュスト・ルノワールなど、
近代日本洋画に影響を及ぼした作品もあります。
また、魅力的な展示は、屋内だけに留まりません。緑豊かな自然の中で鑑賞できる野外彫刻も、お見逃しなく。
海が近い立地を生かし、テオ・ヤンセンの展覧会が開かれたこともあります。
ストランドビーストと共に、海岸を歩く経験はとても貴重なものでした。
見ることに加えて、体験もできる美術館です。
https://www.chiba-muse.or.jp/ART/


千葉市美術館

浮世絵や江戸絵画、現代美術を中心に、独自の切り口を持った展覧会で全国的に評価されている美術館。
ネオ・ルネサンス様式の戦前の銀行建築を新しい建物で包み込み、保存した建築が特徴的。
2020年7月、11階建ての建物すべてを美術館として拡張し、リニューアルオープンしました。
浮世絵のコレクションは国内有数の規模を誇ります。
「日本近世・近代の絵画・版画」「現代美術」「房総ゆかりの作品」
といった約10,000点のコレクションのハイライトをいつでも見ることができる常設展示室や、
アーティストともに作品・空間づくりに参加できるアトリエ、美術にまつわる書籍4,500冊が揃う図書室、
ワークショップルームが新設され、幅広い年齢層の方が親しめる美術館です。
葛飾北斎や伊藤若冲の作品を間近で見られる貴重な体験を是非。
https://www.ccma-net.jp/


ホキ美術館

写実絵画専門美術館として、2010年に開館し、国内外で高い評価を受けているホキ美術館。
フォトスポットとしても人気で、入り口を通り越して反対側に回れば、ギャラリーが30メートルの長さで宙に浮いてみえます。
森本草介、野田弘志、五味文彦、島村信之、生島浩、小尾修、原雅幸、石黒賢一郎といった「写実画家」の作品が並びます。
作品内容、建築、展示空間、照明ともにバランス良く必然のようにあいまった贅沢な空間です。
また、美術館には付き物ともいえそうなピクチャーレールやワイヤーなど“絵画以外のもの”がほとんど見当たらないことも、大きな特徴です。
壁面に直接固定された絵画は、自然光に近いやわらかな照明にそっと照らされ、思わず時間が経つのを忘れてしまいます。
床がゴム素材であったり、可能な限り集中してアートを楽しめるようにと工夫されています。
島村信之《夢の箱》2017年では、国産クワガタムシ20種とカブトムシの標本が描かれています。
とてもリアルで描かれていることを忘れてしまいそうですが、
描かれていることによる柔らかさが印象に残ります。
館内1階にあるイタリアンレストラン「はなう」では、本格的なイタリア料理を堪能することもできます。
https://www.hoki-museum.jp/

 


いかがでしたでしょうか?
保存等の観点より、作品は展示されていないこともございます。

目的の作品がある場合は、事前の問い合わせをお勧めいたします。
目的地の選択肢に是非、「美術館」も加えていただきツーリングをご計画くださいませ。
秋の行楽シーズン安全なバイクライフをお過ごしください!